COLUMN
中小企業向け 求人票の書き方と見直しチェックリスト(応募が少ないときに確認したい12項目)
公開 /株式会社Spotlight ローカル採用班
求人を出しても応募が集まらないとき、媒体を変える前に見直したいのが求人票そのものです。求職者は、仕事内容と条件が具体的に分からない求人には応募しません。この記事では、中小企業の採用担当者がすぐに確認できるチェック項目と、書き換えの例を紹介します。
結論:求職者が「働く1日」を想像できるかで判断する
- 仕事内容は、1日の流れと、最初に任せる業務まで書く
- 条件は、あいまいな表現をやめて数字で書く
- 会社の良さは、形容詞ではなく事実で伝える
求人票の見直しチェックリスト
仕事内容
- 職種名が一般的な言葉か:社内の呼び名ではなく、求職者が検索する言葉になっているか(例:「CS担当」→「お客様対応・事務」)
- 1日の流れが書かれているか:出社から退社まで、どんな業務をどの順で行うか
- 最初に任せる業務が明確か:入社直後に何をするか、どのくらいで一人立ちするか
- 未経験でもできることと、経験が必要なことを分けているか
労働条件
- 給与は幅と内訳を書いているか:月給の幅、手当の内訳、固定残業代がある場合はその時間数と金額
- 勤務時間・休日を具体的に書いているか:シフトの例、月の休日数、残業の実態
- 勤務地と転勤の有無:変更の範囲も含めて書かれているか
- 雇用形態と契約期間:有期の場合は更新の有無と基準
職場と会社
- 一緒に働く人が分かるか:人数、年齢層、どんな人が働いているか
- 良さを事実で書いているか:「アットホーム」ではなく「入社3年以内の社員が◯名在籍」など、確認できる事実で書く
- 応募から入社までの流れが書かれているか:面接の回数、結果連絡までの日数
- 写真や動画が職場の実態と合っているか
書き換えの例
書き換え前
未経験歓迎!アットホームな職場で、やりがいのある仕事です。
書き換え後
入社後1か月は先輩と一緒に、電話でのご予約受付とお見積もり作成を担当します。社員8名(20〜50代)の小さな事務所で、困ったときにすぐ聞ける距離です。残業は月10時間前後です。
書き換え後は、求職者が「入社したら何をするか」「どんな人と働くか」を具体的に想像できます。
法律で明示が必要な項目にも注意
求人を出すときは、職業安定法にもとづき、業務内容・契約期間・就業場所・労働時間・賃金などの労働条件を明示する必要があります。固定残業代の表示や、就業場所・業務の変更の範囲なども含まれます。最新の内容は、厚生労働省やハローワークの案内で確認しましょう。
見直しても応募が増えないときは
求人票を見直しても応募が増えない場合は、掲載している媒体、掲載のタイミング、応募後の連絡の速さなど、求人票以外に原因があることもあります。応募から採用までの数字を「応募・有効応募・面接設定・面接実施・採用」に分けて記録すると、どこで止まっているかが見えてきます。
求人票の無料診断を行っています
当社のローカル採用班では、いま出している求人票を採用代行の担当者が読み、応募につながりにくい箇所を3点に絞ってお返しする採用代行(ローカル採用班)の無料診断を行っています。契約や面談への参加は不要です。
著者
株式会社Spotlight ローカル採用班
株式会社Spotlight 共同代表。SNS・映像プロデュースを担当。2000年生まれ。学習院大学在学中にモデル活動を経験し、SNS運用代行事業を開始。2022年に株式会社Spotlightを設立。